節約術

固定費を見直して節約!頑張らなくても毎月1万円以上節約する方法を紹介

家計の見直しをしなければいけない気がするけれど、どこからやっていいのか分からない!

まず固定費の節約を考えることが、無理せずに好きなことを諦めずに節約をする第一歩です。

ここでは、誰でも無理なく節約できる見直しすべき項目から具体的な方法まで、ご紹介していきます。

無理のない方法であと1万円節約してお金を貯めたり、安心して家計管理ができるようにしましょう。

節約は固定費から!節約で見直したい項目

節約は固定費から!節約で見直したい項目固定費を見直すことで毎月の負担を大きく減らすことができる!

節約を考えると、まず「食費を減らそう!」とか「余計なものを買わないようにしよう!」と考える人が多いですよね。

確かに、毎日の食事を節約すれば出ていくお金が減るのは間違いありません。

趣味やおしゃれを犠牲にすれば、もちろん出費は減るでしょう。

でも、あなたはそれで本当に大丈夫ですか?辛くはありませんか?

実は、もっと『ストレスなく』家計のダイエットをする方法があるのです。それが、固定費の見直しです。

固定費というのは、毎月決まって出ていくお金のことですね。代表的なものに水道・光熱費や住居にかかるお金、生命保険などの保険料があります。

固定費は意識していないとなかなか減らすことの難しいお金です。

一方で、契約内容を見直したり、他の会社に乗り換えたりするなどの工夫で大幅に支出ダウンを図れるお金でもあるのです。

具体的に見直すべき固定費の項目は以下の通りです。

  • 家賃や住宅ロー
  • 水道や電気・ガスなどの光熱費
  • 携帯やプロバイダーなどの通信費
  • 各種保険
  • 税金・年金
  • 車の維持費
  • アプリや新聞などその他

一気に全部見直す!」というとなかなか疲れてしまうと思いますので、例えば毎月一つは見直すなどの無理のない方法で、あなたの家計をチェックしてみてくださいね。

全部見直すと月に1万円以上の節約が可能になるケースも十分にありえます。では、一つ一つの具体的な見直しポイントを確認していきましょう。

家賃や住宅ローン

賃貸の人なら家賃、持ち家の人ならほとんどの人が毎月必要になるお金に家賃や住宅ローンがあります。

住んでいる土地の価格にもよりますが、数万円~10万円以上などとまとまった出費になる反面、見直しのポイントが分かりにくいジャンルでもありますよね。

家賃や住宅ローンでは、次のような節約方法があります。

  • 家賃:値下げ交渉をする
  • 住宅ローン:金利交渉・借り換え

では、それぞれの詳しい方法を確認しましょう。

家賃の交渉

家賃の交渉をするのは、次のようなタイミングがおすすめです。

  • 新しい物件に引っ越しを考えている時
  • 契約更新の時
  • 周辺環境が悪化するなど状況が変わった時
  • 10年など長く同じ物件に住んでいる時

家賃の交渉は、新生活の準備をする人の多い1~3月や8~9月などのタイミングはおすすめではありません。

物件を探している人が多く、不動産会社や大家さんも需要が多いことで強気の姿勢になりがちだからです。

入居する前の場合は、「どちらの物件にするのか迷っている。」というような競合をにおわせるのがポイントです。

できれば、空き部屋となっている期間が2~3ヶ月以上などの場合は快く応じてもらえる可能性が高いです。

契約更新時も、値引きのチャンスになります。契約更新時に今迄と同じ家賃で契約更新となりそうなときも、同じ建物内に空き部屋があれば価格を調べてみましょう。

今迄より安くなっていれば交渉の材料となります。

また、周辺に例えばパチンコ店ができて騒音がするようになったり、高い建物が建って日当たりが悪くなった場合なども交渉の材料となるのです。

長く同じ物件に住んでいる場合も、建物が当然古くなってきているわけですから、交渉する余地があります。当時新築だった物件も築10年なら、当然価値は変わってきますよね。

家賃を下げたいなら「月に数百円~数千円でも良い!」という気持ちで、交渉をしてみるのがおすすめです。

住宅ローンの金利交渉・借り換え

住宅ローンは、持ち家の人のほとんどが何の疑問も持たずに支払ってしまいがちなお金です。

しかも、最初に納得して契約したのですから安くするのは難しいと思ってしまいますよね。

住宅ローンを安くするには、次のような2つの方法があります。

  • 銀行に直接金利交渉する
  • 住宅ローンの借り換えをする

銀行に金利交渉をするプロセスはとてもシンプルです。

借入先の銀行・担当者に連絡をするだけです。具体的には「住宅ローンの支払いが大変で、借り換えも検討している。」というような内容を伝えます。

必ずうまくいく方法とは言えませんが、借り換えよりも手続き・諸費用の負担などがなく、うまくいけばメリットの大きな方法です。

住宅ローンの借り換えは、他の金利が安い銀行に乗り換えるというイメージになります。ただし、新しくローンを組むことになるので30~80万円程度の出費は覚悟しなくてはなりません。

今のローンの総額より100万円以上安くなるなどの計算結果が出ていれば問題ないのですが、初期費用を支払うのが辛いという場合にはおすすめできません。

ちなみに、「支払いが辛い!」という人のための借り換えですから、初期費用もローンに含めるという選択肢もあります。

しかし、初期費用も含めて借り換えた場合に毎月の支払額が本当に安くなるかどうか検討する必要があるのです。

住宅ローンを見直すなら、まずは担当者に相談をすること、それから借り換えを考えても遅くありません。

水道や電気・ガスなどの光熱費

水道代、電気代、ガス代は、一人暮らしの場合それほど大きな負担ではないことも多い分野ですが、家族が多い場合などは「えっ!こんなに使ったかな?」というぐらい気の重い出費になりがちです。

水道・電気・ガスを無理なく安くする方法には、次のようなものがあります。

まず、水道代を節約する方法です。

  • 節水シャワーヘッドなどを使う
  • あまりにも古いトイレはリフォームする
  • 食器洗浄機を使う
  • 食器を手洗いする際には水を流しっぱなしにしない

次に、電気代を安くする方法です。

  • 電力販売業者を乗り換える
  • 夜間や早朝安くなるプランなどを活用する
  • 待機電力に注意する

最後に、ガス代を安くする方法です。

  • 可能ならガス会社を乗り換える
  • お風呂の利用を工夫する
  • 調理方法・器具を工夫する

では、それぞれの節約術を詳しく見ていきましょう。

水道代はお風呂・トイレの工夫で安くなる

水道の場合、事業者の乗り換えという選択肢はありませんから、個々の工夫で水道代を節約しましょう。

現代では、水道代の中でも最も大きなウエイトを占めているのがお風呂です。お風呂の水道代節約方法は、以下のような方法がありますよ。

  • シャワーヘッドを節水タイプに替え・こまめに止水する
  • お風呂のお湯の入れ替え頻度を見直す(毎日⇒2日に1回など)

築数十年というような住まいの場合、持ち家ならトイレのリフォームを考えても良いかもしれません。

昔のトイレは沢山の水を使わないと流すことができませんでしたが、現在では改善が進んで少ない水で同様の効果となっているからです。

また、トイレを流す際の大・小の水量の使い分けも試していただきたいポイントになります。

台所での節水のポイントも押さえておきましょう。

  • 食器洗浄機を積極的に使う
  • 手洗いの場合は『ため洗い』を

食器洗浄機がある場合なら、実は手洗いよりも水の量が少なくて済むこともあります。時間の節約にもなりますので、ほとんど使っていないという方は見直してみてくださいね。

また、手洗いの場合は洗い桶を活用するのがおすすめです。洗い桶に水・お湯をためてから洗うことで、水を流しっぱなしにせずに食器を綺麗にすることができますよ。

電気は乗り換え・プラン見直しで安く

電気代の見直しで、最も簡単でおすすめなのが『電力販売業者の乗り換え』です。手元にある検針票または、webで見られる検針票で前の請求データを用意しましょう。

電力販売業者のサイトには、今の会社のままと新しい会社に乗り換えた場合で安くなるかどうかのシミュレーションツールがあります。

そこにデータを入力するだけで、乗り換えるべきかどうかが分かりますよ。

電力会社を乗り換えなくても、生活スタイルによって安くできる料金プランの設定がある場合もあります。

昼間お勤めの方の場合、深夜や早朝に安くなるプランなどを利用すると無理なく電気代ダウンが狙えるのです。

あなた自身が家で気を付けるポイントとしては、『待機電力』があります。待機電力というのは、すぐに使えるように家電がスタンバイしているときに使う電力のことです。

テレビやDVD関連機器などは、使わない時に主電源オフに簡単にできるようにスイッチ付きのタップを利用するなどの方法で待機電力を少しでも節約することができます。

ガスも乗り換え・電気とまとめたりできる場合がある

電力販売が自由化されたことによって、色々な業者が電力販売事業に参入してきました。もちろん、ガス会社でも電力販売に参入したところがあります。

ガス会社のCMで『電気とガスをまとめてお得!』というような文言を見たことがあるかもしれませんね。

可能なら、ガスと電気をまとめて安くするというような『乗り換え』もおすすめです。

今すぐに乗り換えをするのが難しいという場合は、なるべくガスを無駄に使わないように気を付けましょう。注意するポイントは、一番ガスを消費するお風呂です。

  • 水温が冷たい冬場は保温シートなどを使って2日目は追い炊きがおすすめ
  • お風呂のお湯の量を今迄より少なめにする
  • お風呂から上がったらすぐに給湯器のスイッチを切る

炊事の際に気を付けたいポイントは以下の通りです。

  • 煮込み料理は保温調理器や圧力鍋を利用して火をつけている時間を短縮
  • お湯を沸かす際にはふたを使って効率UP

ガスも工夫次第で、請求額ダウンが狙えます。今日からでも始めてみてくださいね。

携帯やプロバイダーなどの通信費

現代社会で欠かせない携帯電話・スマホ、そしてインターネット。使うためには、通信費が必須となっています。

携帯電話の料金は今の時代を生きている限り、一生かかるお金と言っても過言ではないほどです。

携帯電話の料金を安くするのには、格安SIMを利用するのが最も簡単でおすすめの方法になります。

大手の携帯電話会社と比べても、デメリットもほとんど無く、来月からでも固定費を大幅に削減するための方法となります。

また、プロバイダーは大手キャリアを使っている場合にはそれぞれの携帯会社に対応したプロバイダーを利用すると『セット割』で安くなります。

格安SIM系でも携帯料金とプロバイダーのセット割を用意している場合もありますので、使いたい格安SIMがセット割に対応していれば利用すると良いでしょう。

携帯電話を安くするなら格安SIM

大手の携帯電話料金は、1人当たり7,000円以上払っているという方も多いのではないでしょうか。人によっては、1万円を超える人もいますよね。

格安SIMを利用すると、まさにデータと音声通話のプランでも半分程度の3,000円程度に抑えることが可能です。

メリットばかりのように見える格安SIMですが、デメリットももちろんあります。

逆に次のデメリットさえ気にならなければ、圧倒的に格安SIMの方がコストパフォーマンスに優れています。

  • 家族割のサービスが大手キャリアより手薄
  • キャリア決済が使えなくなる
  • LINEモバイル以外はLINEのID検索不可
  • お昼などの時間に通信速度が落ちる
  • 初期設定などのサポートが大手キャリアより手薄

家族の通話が無料などの大手キャリアではありがちなサービスがほとんどないので、LINEの通話を上手く使うなどがおすすめですよ。

格安SIMは、安い分『自分で必要な情報を調べる』というポイントが大切になってきます。

慣れれば問題なくできますので、月の支払いで多くを占める通信費のダウンに格安SIMを活用してくださいね。

格安SIMを利用するメリットや、利用する前に知っておきたいデメリットを『使う前に知っておきたい格安SIMを使うデメリットとメリット|使わないと損!』の記事にて詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

プロバイダーはなるべくセット割に

プロバイダーは、大手キャリアの携帯会社を利用しているなら、次のように選びましょう。

  • docomo:ドコモ光
  • au:au光
  • SoftBank:ソフトバンク光
  • Yモバイル:ソフトバンク光

格安SIMの場合でも、セット割がある会社もあります。一例としては、以下のような格安SIMがありますよ。

  • BIGLOBE:BIGLOBE光
  • U-mobile:U-NEXT光
  • mineo(マイネオ):eo光
  • DMMモバイル:DMM光
  • IIJmio:IIJmioひかり

格安SIM系のセット割は月に500~600円程度と大手キャリア系のプロバイダほどの大幅値引きではありませんが、そもそも格安SIMで通信費を大幅にカットできているので許容範囲といえるでしょう。

各種保険

大人になるとほぼ必須と考えられている、生命保険や医療保険。でも、生涯で払う金額ということで考えると『家の次に大きい買い物』と言われているぐらいです。

もちろん安心のため、貯蓄のためなど色々な目的があってのことなので、有益なわけですが、月々の負担が大きいのも事実ですよね。

各種保険の負担を軽くしたい場合にチェックするポイントは以下の通りです。

  • 住宅ローンを組んだ際の団体信用生命保険の特約とかぶる部分がないか
  • 会社から死亡退職金は出ないか
  • 遺族年金がもらえることを考えて設計しているか
  • 複数の医療保険で重複がないか
  • 子供の医療保険が過剰ではないか

ごく簡単にまとめると、公的な保証でカバーできない部分を保険でカバーしようということですね。公的な補償を考えずに設計すると、月々の支払いが膨らみすぎてしまうわけです。

特に子供の医療保険は、自治体が提供する医療証などでほぼ医療費が必要ないということも多いので無理に入らなくても大丈夫です。

とはいえ、自分でこれらをすべて見直しするというのは難しいと思います。

月々の保険料の負担があまりにも大きい!」と思ったら特定の保険会社に属さないファイナンシャルプランナーに相談するサービスなどを利用するのがおすすめです。

ネットからでも簡単に申し込みをすることができますよ。

国民年金

何かと難しいイメージの税金や年金。特に会社勤めの場合は、税金が天引きされることも多く節約できるものというイメージが少ないかもしれません。

税金と年金の節約では、次の点を押さえておきましょう。

  • 余裕があれば国民年金は前納する
  • 税金は電子マネーで間接的に節約

では、より詳しく税金や年金をカットする方法をお伝えしていきます。

税金は電子マネー払いで間接的に節約

固定資産税や住民税(会社で天引きの方は除く)など、自宅に納付書が届く税金に関してはポイントを貯まる方法で納税することで間接的に節約が可能です。

具体的な方法としては、以下のような方法になります。

  1. nanacoカードにクレジットカードからチャージ
  2. セブンイレブンで税金をnanacoで支払う

このnanacoカードにチャージするクレジットカードは、ポイントが付くものを選ぶことがポイントです。ポイントが付かないもので支払いをすると、現金の時と変わりませんよね。

具体的に、nanacoチャージで税金を納めるのにおすすめのクレジットカードには次のようなカードがあります。

  • リクルートカード:1.2%
  • セブンカード・プラス:0.5%

このあたりがおすすめのクレジットカードになります。

直接クレジットカードで税金を払ってポイントを貯めることはできませんが、nanacoを経由することでチャージの時にポイントが貯まる仕組みです。

国民年金を自分で治めるなら前納で安くなる

国民年金を自分で納めていると、令和元年度の場合なら16,340円を毎月納めることになります。

国民年金は、余裕がある場合『前納』を利用するのがおすすめです。前納というのは、半年分・1年分・2年分などをまとめて納めることで割引を受けられるシステムになります。

実際にどれくらい安くなるのかを表にまとめましたので、確認してみてくださいね。

口座振替で支払いをした場合、もっとも割引率が高くなります。以下の表は、口座振替で年金を前納した場合の割引金額の表です。

割引金額
半年分前納1,110円
1年分前納4,110円
2年分前納15,650円

こんなにまとまって払えないよ!」という場合は、割引額はまとめて半年分などを支払った場合よりも小さくなりますが次の月の分を納めるという方法でもOKです。

口座振替で早割を申し込むと、最初の引き落としで2か月分が引き落とされますが、次からは次の月の年金保険料が1か月分ずつ引き落とされる形になります。

早割の場合は、年間で600円の割引です。

ちなみにクレジットカードで年金保険料を支払う方法もあります。

割引率は口座振替の方が高いのですが、『自分の貯めたいポイント』を貯めることができるという点が最大のメリットです。

国民年金の支払いで節約するために気を付けるポイントをまとめます。

  • 口座振替で前納が一番割引率が高い
  • 前納したいなら毎年2月下旬迄に手続きが必要
  • クレジットカードで支払いをするとポイントが貯められる
  • まとまった額になるので無理のない前納を

 

車の維持費はカーシェアリングで大幅ダウン可能

車の維持費を考えるとき、まず最初に考えるべきポイントは『この車は本当に必要なのかどうか』という点です。

車の維持費は、ほとんど乗らなくても税金や自動車保険で年間に数万円の出費は覚悟しなくてはいけません。

生活の足という観点で考えるなら、都市部に住んでいる場合は交通の便が良く、公共交通機関で代用できないでしょうか。小回りのきく自転車も選択肢ですよね。

車の維持費というのは、劇的にコストを抑えることがなかなか難しいので「車をたまにしか使わないし、それほど思い入れはない…。」という場合は思い切って持たないという選択肢もあります。

でも、たまには車に乗る必要があるという場合にはカーシェアリングを利用するのもおすすめです。自分で所有するよりも大きな節約になりますよ。

  • そもそも車が必要かどうかよく検討
  • たまにの利用ならタイムズなどのカーシェアリングも検討

次の項目では、最初に車をたまにしか使わないという方向けに『カーシェアリング』についても解説します。

でも、「そもそも車が好き!」という方や「地域的に車がないと生活に困る!」という方は、次の4つのポイントに注目しましょう。少しでも維持費を抑えることができますよ。

  • 自動車税
  • 自動車保険
  • 車検代
  • 燃料費

 

カーシェアリングは車の維持費が要らないのがメリット

「たまに車でしかいけない場所に出かけたいから…。」というような方の場合には、車を所持するのにかかるお金をカットする余地があります。

あえて自分名義で車を所持せずに、最近話題のカーシェアリングを利用するのです。

カーシェアリングを利用すると、次のようなメリットがあります。

  • 自動車税がかからない
  • 自動車保険に自分で加入しなくてよい
  • 車検代がかからない
  • 駐車場代がかからない

とにかく『車を所持することでかかるお金』をカットすることができるということですね。

有名なカーシェアリングサービスのタイムズを例に、どれくらいお金がかかるのかチェックしてみましょう。

基本料金1,030円
ショート(15分毎)216円/15分~
6時間パック4,020円
アーリーナイトパック(18時~24時)2,060円
レイトナイトパック(24時~翌9時)2,060円
ダブルナイトパック(18時~翌9時)2,580円

毎月何回か短時間の車の利用で大丈夫という方は、カーシェアリングを利用すると大幅に車を利用するためのコストをカットできることが分かりましたね。

夕方以降、夜の利用などで大幅に値引きが利用できたりなどサービスによって使いやすい割引パックが用意されています。

あなたの生活スタイルに合ったカーシェアリングサービスを利用すると、無理なく車をお得に利用することが可能です。

自動車税は排気量や年式で決まる

総排気量660cc未満の軽自動車は、次のように税金の額が定められています。

  • 平成27年4月以降に新車登録:10,800円
  • 平成27年3月31日以前に新車登録:7,200円
  • ただし、最初の新規検査から13年経過:12,900円

軽自動車の場合も、敢えて古い車に乗っているというような場合には税金が高くなるので覚えておいてくださいね。

普通車の場合は、排気量によって支払う額が違ってきます。排気量が大きければ大きいほど、税額が上がるのです。

普通車の場合にも、新車登録から13年が経つと下の表の額に+15%の額となります。毎年決まってかかる税金が+15%の額となるため、買い替えの目安としてもよいでしょう。

排気量税額(乗用)
1.0L以下29,500円
1.0~1.5L以下34,500円
1.5~2.0L以下39,500円
2.0L~2.5L以下45,000円
2.5L~3.0L以下51,000円
3.0~3.5L以下58,000円
3.5~4.0L以下66,500円

排気量は、表を見ると分かる通り0.5L刻みで税額が変わります。とにかく税額を安くすることにこだわりたいなら、排気量の小さい車に乗ることでコストを抑えられます。

ただし、ごく単純化していうと『排気量=車のエンジンのパワー』なので、低排気量の場合には坂道や高速道路での合流などのシーンでパワー不足を感じる場合があります。

これから、車を探す・買い替えるという場合は車の性能と維持のコストのバランスをよく考えて決めてくださいね。

自動車保険は一括見積を利用

自動車保険も車の維持費の中でも大きいウエイトを占めるものです。

しかも、税金と違って『一度車を買ったら変わらない』というものではありません。つまり、節約の余地のある部分ですよ。

そこで、おすすめしたいのが自動車保険の一括見積です。

同じクラスの補償内容で、色々な自動車保険会社の見積もりを一括で行えるので『最安値』を簡単に見つけることができます。

ちなみに、自動車保険のプランを設計する際には補償内容をよく確認しましょう。

  • 中古車などで車両保険が要らない場合は安くできる
  • 運転者が本人と配偶者のみなどのプランで安くできる
  • 特約類は必要かどうかよく確認する
  • 年齢による割引にも注目

自動車保険では、事故率の高い若い世代・高齢者の保険料が高めになりがちです。

例えば、18~21歳迄カバーされている保険と『21歳以上から補償』・『26歳以上から補償』という内容で保険料が変わってくることがあります。

そこで、毎年の更新の際にも年齢に関する条件が現在の状況と合っているか確認するようにしましょう。自動車保険を安くする余地があるかもしれません。

車検代も見積もりをして最安値を利用

きちんと整備されていない車が公道を走っていると当然危険ですよね。そこで、車を持っていると車検を受ける義務があります。

新車を買った場合は3年後、以後は2年に1回車検を受けなければいけません。

車検代は、以下のような内訳になっています。

  • 法定費用
  • 点検整備費用

法定費用は、税金や印紙代など車種によって自動的に決まってしまう部分です。そこで、同じ車に乗っているなら安くする方法はありません。

点検整備費用というのは、点検の費用・工賃や部品代などの部分でコストカットする余地があります。

点検整備費用を安くするには、次の方法がおすすめです。

  • 車検の見積もりサイトを利用してなるべく安いところを選ぶ
  • 値段設定の分かりやすいガソリンスタンドなどを利用する
  • 知人の使っている車屋さん・整備工場を利用する
  • 車検センターを利用する

一般的にディーラーでの車検は、安心感が大きい一方で点検整備費用が膨らみがちです。

初心者の方なら、値段の分かりやすいガソリンスタンドなどの車検が費用を抑えながら安心して任せられるでしょう。

周りに車に詳しい友人などがいる場合は、その人にどこで車検を受けているのか聞いてみるのが安心感と節約の両面でおすすめです。

自分も車に詳しい・知識があるという場合は、一番費用を抑えられる車検センターの利用も選択肢となります。

燃料費を安くするならガソリン系クレジットカード

燃料費を安くするなら、ガソリン代の支払いによく使うガソリンスタンド系のクレジットカードを利用するのが最も簡単な方法です。

現金払いと比較して、1Lあたり2円以上は確実に安くなります。1回に30L給油するなら1回あたり60円の節約が可能ですよ。

貯まったポイントを給油時に利用したり、キャッシュバックしたりと簡単に燃料代を節約することが可能です。

各ガソリンスタンドで提携しているクレジットカードがありますので、行きつけのお店がある場合は提携のクレジットカードを選ぶようにしましょう。

アプリや新聞などその他

アプリの月額課金や、なんとなく惰性でとっている新聞。これらのコストカットは、節約の為の大きなチャンスかもしれません。

使っていないアプリ・月額サービスがないか確認

特に「携帯会社を乗り換えてしばらく経った。」という人は、使っていないサービスの月額料金を支払っていないかどうか確認してみましょう。

よく携帯会社乗り換えの時に『初月無料』などの有料オプション加入を条件に割引が適用されたりしますよね。それがそのままになっていると非常にもったいないです。

もし使っていないアプリ・サービスの月額料金があったら、早めの解約をおすすめします。

新聞は電子版もおすすめ

昔からなんとなく取っているから…。」という理由で紙媒体の新聞を取っているなら、ちょっと新聞との付き合い方を見直しても良い時期かもしれません。

  • ほぼTV欄しか見ない⇒解約
  • 読むけれど紙でなくても良い⇒電子版に変更

新聞の電子版の価格は、1ヶ月あたり980円~など紙の新聞に比べてリーズナブルです。今迄購読していた新聞の電子版をまずは試してみてはいかがでしょうか。

固定費の支払いはクレジットカード払いで実質的な節約も可能!

固定費の支払いはクレジットカード払いで実質的な節約も可能!固定費の根本的な見直しをしたら、次はクレジットカードを上手に使ったポイントによる節約にも挑戦してみましょう。

以下のような基準でクレジットカードを選ぶと、節約がしやすくなりますよ。

  • 還元率が高い(1%以上が目安)
  • 年会費が無料
  • ポイントが使いやすい

日常的にクレジットカード払いをすることで1%はポイントで確実にお得になるわけですが、あなたにとって使いやすいポイントのクレジットカードを選ぶことが重要です。

貯まったポイントを生活の役に立てていくことで、クレジットカードによる節約ができるからですね。

ここでご紹介する3つのクレジットカードは、以下の通りです。

  • JCB CARD W
  • 楽天カード
  • オリコカード ザ ポイント

上記のクレジットカードはどれも、ポイントの汎用性が高かったり、ポイントを貯めやすい工夫のあるクレジットカードになります。

カードが多すぎてよく分からない!」というクレジットカードによる節約初心者の方はここから最初の1枚を選んでみても良いかもしれませんよ。

どこでも1%以上のポイント還元!JCB CARD W

JCB CARD W
還元率1%~
年会費無料
国際ブランドJCB
ETCカード無料
家族カード無料

JCB CARD Wは、JCBが直接発行するプロパーカードという安心感が魅力のクレジットカードです。

一般的にプロパーカードというと還元率が0.5%以下など低めのものが多いのがネックとなっています。

しかし、JCB CARD Wはその弱点を克服しています。

39歳以下の人しか発行できないのですが、その分ポイント還元率は現金換算で1%なのです。これは、高還元カードの部類に入る数字ですね。

39歳迄の間に発行すれば、その後も更新時に新しいカードが送られてきてずっと同じ条件で続けることができます。

もちろん本人だけでなく家族カードやETCカードも年会費無料なので、維持するのに負担がありません。

Amazonにも強い!色々使えるOkiDokiポイントが貯まる

JCB CARD Wは、1,000円につき2ポイントのOkiDokiポイントが貯まります。

  • 通常のJCBカードの2倍ポイントが貯まる
  • OkiDokiポイントは1ポイント約5円

OkiDokiポイントは、他社のポイント(共通ポイント)に交換するのがおすすめです。この利用方法が最も1ポイントの価値が高くなるからです。

OkiDokiポイントは、例えば次のような他社ポイントに交換可能ですよ。

交換先OkiDokiポイント⇒他社ポイント交換レート
nanacoポイント1ポイント⇒5ポイント
dポイント1ポイント⇒4ポイント
WALLETポイント1ポイント⇒4ポイント
ビックポイント1ポイント⇒5ポイント
ベルメゾン・ポイント1ポイント⇒5ポイント
ジョーシンポイント1ポイント⇒5ポイント
楽天スーパーポイント1ポイント⇒4ポイント
セシールスマイルポイント1ポイント⇒5ポイント
楽天Edy1ポイント⇒3円分
カエトクカード1ポイント⇒4円分
スターバックスカード1ポイント4円分
Tポイント1ポイント⇒4ポイント
WAONポイント1ポイント⇒4ポイント

更に、Amazonはポイントアップのある『JCBオリジナルシリーズパートナー』のため、還元率2%で買い物をすることができます。

  1. OkiDokiランド』にアクセス
  2. Amazonのページを探す
  3. 見つけたらいつも通りに買い物
Oki Dokiランド経由するだけでポイント還元UP

これだけの手順でAmazonカードよりも高い還元率で、ユーザーの多いAmazonを活用することができますよ。

このように、JCB CARD Wはネットショッピングでも普段使いでも無理なく簡単にポイントを貯めていけるクレジットカードなのです。

JCB CARD Wがおすすめな人

  • 39歳以下の人
  • 年会費無料で高還元カードがほしい人
  • 安心のJCBプロパーカードが使いたい人
  • 色々な交換先のあるポイントが貯めたい人

 

楽天利用者に必須!楽天カード

楽天カード
還元率・通常:1%
・楽天市場:3%~
年会費無料
国際ブランドVISA/MasterCard/JCB/AMEX
ETCカード・500円(税抜)
※楽天市場プラチナ会員以上で無料
家族カード無料

高還元と言ったら楽天カード!」というイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

楽天カードは、常時還元率1%と高水準な還元率なことに加えて、楽天市場なら常に3%以上の還元率となります。

それに加えて、お買い物マラソンやスーパーセールなどポイントアップのチャンスも盛りだくさんです。

もちろん年会費も無料なので、気軽にネットショッピング用のカードとして持つという選択肢もありますね。家族カードも無料で発行可能です。

ただし、楽天カードでETCカードを無料で使うにはプラチナ会員を維持する必要があります。

不安なら、ETCカードだけ別のETCカードが無料のクレジットカードに付帯させるのもおすすめです。

イベントや楽天SPUなどポイントアップのチャンスが目白押し!

楽天カードは、楽天市場で常に3%以上の還元率と高還元が最も大きな魅力のクレジットカードです。

しかし、楽天スーパーポイントアッププログラム(楽天SPU)という仕組みで誰でも条件を満たすだけで楽天市場でのポイント還元率が上昇します。

詳しい条件を示しますので、ちょっとチェックしてみましょう。

  • 楽天カード利用:+2倍
  • 楽天プレミアムカード・ゴールドカード利用:+2倍
  • 楽天銀行口座から楽天カード利用分引き落とし:+1倍
  • 楽天モバイル通話SIM利用:+2倍
  • 楽天の保険+楽天カード決済:+1倍
  • 楽天電気加入:+0.5倍
  • 楽天市場アプリでの買い物:+0.5倍
  • 楽天トラベル対象期間の利用:+1倍
  • 楽天ブックスで月1回1,000円以上の買い物で+0.5倍
  • 楽天koboで月1回1,000円以上購入:+0.5倍
  • 楽天ブランドアベニュー月1回以上購入:1倍
  • 楽天TVのNBA Specialまたはパ・リーグSpecial加入・更新:1倍
  • 楽天ビューティ月1回1,500円以上利用:1倍
  • 楽天証券で月1回500円以上のポイント投資:1倍
    合計16倍!

楽天カードを使うようになると、楽天市場で3%以上の還元率になるというのは楽天SPUの恩恵だったのですね。

よりポイントを貯めたいなら、『楽天市場アプリ』から買い物をしたり、楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にしたりなどでポイントの底上げを図るのがおすすめの方法になります。

この場合、合計で5%もの還元率になりますよ。エントリーも不要ですので、ぜひ試してみてくださいね。

毎月のように開催されている楽天市場のセール・ポイントアップイベントにも積極的に参加していきましょう。

  • お買い物マラソン:買い回りでポイントアップ
  • 楽天スーパーセール:買い回りでポイントアップ・半額商品など

これらは、10店舗迄1,000円以上の買い物をすると+9倍で合計10%還元となったりと超高還元で楽天スーパーポイントが得られるイベントなのです。

もちろん要らないものを買ってしまっては本末転倒なので、イベント前に必要なもの・欲しいものをピックアップしておくと、無理なく無駄なくポイントアップイベントを楽しめますよ。

楽天カードがおすすめな人

  • 楽天市場をよく使う人
  • 年会費無料で高還元カードがほしい人
  • ポイントアップのイベントが楽しみな人
  • ポイントを楽天スーパーポイントに集約したい人

 

入会から半年間は2%還元!オリコカード ザ ポイント

オリコカードザポイント
還元率1%~
※入会から半年間は2%
年会費無料
国際ブランドMasterCard/JCB
ETCカード無料
家族カード無料

オリコカードザポイントはどこで使っても1%還元となりますから、誰でもポイントが貯めやすく・少ないポイント数から有効活用しやすいのが魅力のクレジットカードです。

特に最初の半年は、ポイントが2倍の2%となっています。よりポイントが貯めやすいので、家具や家電の買い替えなど大きめの買い物のチャンスですよ。

ちなみに『オリコモール』経由で、Amazonを使うと2%還元で買い物ができます。最初の半年間は、更に1%上乗せされるので3%還元となるから驚きですね。

オリコモール経由するだけでポイント還元UP

本人・家族・ETCカードともに、すべて無料で利用できます。

オリコカードザポイントは、ポイントも非常に貯まりやすいので「とにかくポイントが貯まりやすくて使いやすいカードが良い!」という方に向いたクレジットカードになります。

ポイントの汎用性が高くて500ポイントから交換できる!

オリコカードザポイントで貯まるオリコポイントは、様々な他社ポイントやギフトコード類に交換するのが王道の使い道です。

有名な共通ポイントは網羅されていますし、ギフトコード類はその場ですぐに使うことができるので使い心地も抜群ですよ。

交換できる共通ポイントは、以下になります。

  • 電子マネーWAONポイント
  • Tポイント
  • 楽天スーパーポイント
  • Pontaポイント
  • WALLETポイント
  • dポイント
  • ベルメゾン・ポイント
  • ANAマイレージクラブ
  • JALマイレージクラブ

オンラインクーポンといって、即時使えるギフトコードにも交換が可能です。

  • Amazonギフト券
  • iTunesギフトコード
  • GooglePlayギフトコード
  • nanacoギフト
  • Edyギフト
  • ファミリーマートお買い物券
  • すかいらーくご優待券
  • 自治体ポイント

どれも日常生活に溶け込んだポイントですよね。500ポイント貯まったら、すぐに交換して日常の節約に役立ててみてくださいね。

オリコカードがおすすめな人

  • こまめにポイントを使いたい人
  • 年会費無料で高還元カードがほしい人
  • 色々な共通ポイントに交換したい人
  • Amazonをよく使う人

 

意外と固定費の節約は簡単!やるやらないで大きく変わる!

今まで固定費の節約に手を付けてこなかった理由としては、「なんとなく分からないから…。」とか「何をして良いのか分からなくて、面倒だから…。」などの理由ではないでしょうか。

しかし、固定費の節約には次のようなメリットがあります。

  • 食事・生活の質を下げなくてもOK
  • 複数のポイントに気を付ければ1万円以上も支出ダウンするケースも

つまり、無理に変動しがちな食費などを切り詰めなくても、一回見直すだけで毎月の支出が自動的に減っていくわけですね。これは、ストレスがなくて続けられると思いませんか?

固定費を節約しないと、自分や家族の為に使えるお金が減ってしまいますので、ストレスを感じやすくなります。

最悪の場合、「もう節約なんていいや!」と投げ出してしまいたくなる心配もありますね。

固定費の節約・見直しは、何となく面倒なイメージがあったかもしれませんが、ここまで読めば『節約のツボ』が分かっていただけたはずです。

忙しければ、月に1つの項目でもOK。少しずつでも家計の無駄をなくして、今よりゆとりある暮らしを目指していきましょう。